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個別株での大暴落(ストップ安)をくらいたくない方へ。
危機管理をどうすべきか。
そもそも銘柄選定をどうすべきか。
について、ユークスの事例を通して、考察。
今後の対策を決めていく。(後編)
前編:https://cxoy2016.blogspot.com/2023/10/20231020.html
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4つの判断ミスがあったことを踏まえ、今後のアクションについて決める。
①知らない業界での購入は、
自分自身が振り回される可能性がある側の人間であることを認識しておく。
右往左往したくないから、『無視』ではなく、右往左往させられそうな情報
を『判断できるかどうか』で自分自身を見なくてはならないと自覚しておく。
(⇒リスク感度をあげておくとともに、即対応の心構え)
(手放すのが早すぎて利益を取り損なうのも良しとする)
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他の事例:中部鋼鈑という知見のない業界の株を購入。
2バガーに。
その際も価格の右往左往はあったが、HOLDできた。
理由は、一次情報と、その判断をしやすかったこと。
鋼材価格や市場全体の販売量についての一次情報が見れる。
その1次情報は過去からの推移を見ることができ、少なくとも利益率があがるか
下がるかの先行指標として見ることができた。また、市場全体の販売額についても
開示されており、その中で、ある程度の推測ができた。
今回も、同様の先行指標はあるのだが、そこを見るには、ID等の作成が必要
であり、且つ、英語だったりして怠った。
見ようと思えば、1次情報も見れたという点では、甘くみていた。
また、ユークスの事例でいくと、そもそも、
一次情報(業績の先行指標)の良し悪しの基準を持ち合わせていない
というのも感度が低い原因。
悪いのは分かったが、そのうち上がるでしょ。と楽観というか軽視
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②危なそうな場面かどうか、テクニカルの視点から監視。
(RSIやMACD等のテクニカル指標をしっかりチェック)
⇒今回の一番の学びですね。テクニカル軽視をやめます。
③危なそうと判断した場合は、空売りでリスクヘッジするか、ポジションを減らす。
ポジションとしては、最大でもPFの5%程度までにとどめておく。
⇒現実的には、空売りいれておくのが無難。
なぜなら、かなり可能性高いと思っての買い集めだったので、
減らす(自分を否定する)判断はしづらい。
④『分からないことで不利』と気付いた時点で、ポジションを見直す。
⇒現実的には、期待が高いと思って、どんどんポジションを増やした。
その中で自分自身の情報量が増やしていくのがいつものやり方。
実際、それで先行指標についてもあることを認識。
その数値等を見せながら、良い悪いの議論がツィッター(x)上でもあり
一応、眺めていた。
しかし、そういう情報は、嘘か、ほんとかを見極める知見が
必要であり、その点で、『分からない』と自覚。
寧ろ、自分のポジション側から見てしまっていて、悪い情報は軽視。
『分からない』を自覚
↓
この『分からない』ことを『分かるようにして判断』するか、
『分かるようにできない』のであれば、ポジションを減らすか、
その判断をする。
⑤そもそも買わない。
知らない業界で買うことは今後も発生するし、知っていても知らないことに
あとから気づくこともある。なので、ここでは議論しない。
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ユークスの事例でいくと、③の兆候に気づける機会が少なくとも2回はあり、
そこでポジションを減らすなり、なくすなりしていれば、ストップ安をくらう
どころか利確で終わっていた。
もちろん、利確できたら、こんな振り返りもしていないので、
長い目で見ればよい経験だが、こんな経験を二度としないよう、
リスク管理を徹底したい。
株式投資は、プラスサムなので、負けない投資をしていれば、必ず勝てる
この『必ず』という言葉を実現できるかどうかはリスク管理次第。
あの経験が生きたという場面をしっかりつくっていく。
前編:https://cxoy2016.blogspot.com/2023/10/20231020.html
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あと、株主がどういう人達か?
返信削除買い残積み上がってないか、要は、空売り仕掛けられやすくないか?も想定。
あくまで想像だが、個人投資家の期待を煽って買わせて、その利確をしつつ、更に、不安材料を出して、ドテン売り。ダブルで利益を上げた人もいるのでは?