システムディは減速なのか?
業績を予測する。
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ちなみに、結論ですが、調べる前は上振れするだろう
と思ってましたが、
オンスケぐらいかなぁという推測です。
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これまでの業績は、2Q,4Q偏重型。更に言うと、上期偏重型が
平準化するとのこと。
収益基準変更による発表。
そこから考えれば、下半期は前期よりも数字は良くなる可能性は高いし、
上期に上方修正をしていることを考えれば、下半期も更に上方修正と
なる可能性が高い。
しかし、3Q決算は、伸びていない。
4Q決算はどうなるか?
今までは2Qに計上していた利益が平準化されて乗ってくる分が上振れ要素。
逆に4Qに一括計上していたものが計上されないのが下振れ要素。
どっちがどれだけ多いかという話。
売上21億 営利で286百万
過去の上半期と下半期の比率
2018年10月期 上半期の営利3億 下半期1億
2019年10月期 上半期の営利3億3千 下半期1億8千
2020年10月期 上半期の営利6億7千 下半期1億6千
2021年10月期 上半期の営利4億9千 下半期????? (基準変更あり)
3Qの決算短信より
「参考までに、収益認識会計基準等を遡及適用したと仮定して算出した前年同期数値と比較した場合、売上高は 2.4%増、営業利益は27.0%増、経常利益は26.3%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は28.6%増となります。」
つまり、2020年10月期の3Q決算から数値を割り出すことが可能。
ここに対し
売上高 2.4%増 → 2,900
営業利益 27%増 → 659
経常利益 26.3%増 → 659
四半期純利益 28.6%増 → 462
営業利益ベースで過去2年4Q単体で2億ぐらいの数字が出ているので、
これまでの基準でいけば、8億以上の営業利益は見込める。
これを収益基準に換算
1億2千万(旧基準659―新基準 539)が、ばらけた利益と考えると、
4分の1は4Qに乗ってくる可能性が高いので、4千万。
旧基準の4Qでの利益が2億
新基準にすることによって、来期に持ち越しになる部分が25%程度。
(売上の50%がサブスクリプション、その4分の1が計上可能)
2億×50%の1億は、通常通り計上できるもの。
残り1億が25%計上=25百万
つまり、1億6500万円程度の営業利益が4Qで計上できる。
539+165=704
通期の目標が773
もちろん、基本右肩上がりに来ているので、その部分も考慮すると
オンスケなのかなと推測。
ただ、3Q決算で少し厳しい環境について触れられていたので、
そのあたりの懸念を先に出しているのかなぁと。
とはいっても、旧基準で行けば、昨対20%越えの業績向上銘柄が
PER16倍
というのは、分かりにくくなっているだけのような気がするので
ギャップあり。
気づかれれば上がっていく銘柄だと思う。
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