イベント、決算またぎ 何故、良い結果なのに下がるのか。



本記事は、下記ユーチューブから学んだことをまとめています。

最後に、自分なりの対処方法をまとめています。

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田中泰輔のマネーは語る 

こんな予想

要らない!使えない!

パートⅡ「裏事情」より

https://youtu.be/Dwj6A0hwX0o

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①イベント予想とシナリオ予想

②スバリ予想と大胆予想

③アノマリー予想と格言予想

④年末・期末予想

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①イベント予想とシナリオ予想

 ■イベント予想…市場関係者はいろんな関連する統計を見て、事前に予想を出していく。

        その予想の”確からしさ”に則って、徐々にポジションが作られていく。

        現実に発表日前にはポジションが作られている。


 だから、決算結果が良かったとしても、相場が下がったり、

 悪くても、上がるということが起きてくる。


 ■シナリオ予想

    →ヒトはイベント好き。

     暫時織り込まれていく。

②スバリ予想と大胆予想

  ”専門家といえどもズバリ予想なんていうものはない。”

  ■ズバリ予想が出せる人=シンプルな手法
      (テクニカル分析やっている人、発展途上の人(経験不足))

  ■扇動・営業・誘導の「ためにする予想」

  ■既にポジションを持っている人、儲かっている人

  ”大胆予想は、「とにかく目立ちたい人」も多い”

  分析がシンプルで豊かな想像力

  とはいえ、「テール・リスク」が市場に大きいことは確か。
  大抵の投資家はそのリスクは認識している。

  言っていることに対して「そのポジションを予想に沿って取れるかどうか」
  その発言者が取っているのかどうか。

  ここがポイント。

③アノマリー予想と格言予想

  ■アノマリー予想
   Sell in MAY  6勝4敗程度の言葉の一人歩き。

  そもそも合理的な説明ができないものがアノマリー
  適切判断の阻害にもなってしまう。

  ■格言予想
   場面次第。
   格言の中には、失敗者の格言のことも少なくない

   野も山も皆一面の強気なら阿呆になって米を売るべし
   利食い千人力
   落ちてくる剣をつかむな

  「重要なことは、格言を使うタイミング」
   受け入れやすい言葉が故に、他に目がいかなくなる罠がある。

  「強気相場は悲観の中で生まれ
        懐疑の上で育ち
        楽観のうちに成熟し
        陶酔の中で死ぬ」BYジョンテンプルトン

④年末・期末予想

  ●年末年始恒例の年間予想など

    →そもそも相場の時間軸と無関係

    →相場の不確実性、膨大な分析、多岐のシナリオを「一言で表現」

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【所感】
決算またぎで勝負とかという話があり、気にしないという人もいるが、
結果だけで見ると、決算で数字が大きく動くことも多く、気にする必要は感じている。

その中で、「発表が良かったら、買い増し」とか「発表が悪かったら、見送り(ウリ)」
といったことに対する違和感があったのも事実。

発表日前    ~ 発表日   ~ 発表後

下がっている  ー 良かった  ー 上げ

        ー 悪かった  ー 変わらず


上がっている  ー 良かった  ー 下げ

        ー 悪かった  ー 暴落

こういうのを一つの姿勢として持っておきたいと思う。

そして、重要なのは、発表日だけでなく、発表日前後でどうポジションを
持っていくか。更に、発表後、上げたらどうするか、下げたらどうするか、
これを事前に想定しておくことが重要かと思う。

過去の例でいくと

決算発表上でセプテーニを購入し、追加購入分については目下含み損中

  →PTSで一部高値掴みも、翌日の下落で購入していった分は含み益。

セプテーニ、PTSで高値掴み
https://cxoy2016.blogspot.com/2021/04/2021428.html








 



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